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ライザップゴルフのゴルフ力診断を受けてきた|90分の全記録と正直な感想【2026年取材】
2026年7月11日 更新
「ゴルフ力診断、実際のところ何をされて、どんな空気なのか」
ライザップゴルフの体験レッスン付きゴルフ力診断(3,300円)を検討するとき、公式サイトを読んでも最後に残るのはこの疑問です。診断の項目名はわかっても、当日の空気感・勧誘の実際・受けた人の率直な感想は、外からは見えません。
この記事は、申込から予約確定までを記録した前回の取材の続編です。ゴルフ歴20年・平均スコア90の取材者が実際に店舗でゴルフ力診断を受け、受付から退店までの90分間に起きたことを、良い点も物足りなかった点もそのまま記録した一次情報です。
結論を先にお伝えします。
診断の中身は奇をてらわない王道のスイングチェックで、勧誘は「入会の意思が低い」とわかると深追いしてきませんでした。
一方で、診断結果は口頭のみで、持ち帰れる紙やデータはありません。この点を知らずに行くと「あれ?」となるはずです。何が得られて何が得られないのか、順番に見ていきます。
📋 この記事でわかること
- ▶当日の流れ——カルテ記入・ヒアリング・スイング診断の3段階と実際の所要時間
- ▶診断の中身——シミュレーター計測で4本のクラブを打った実録
- ▶料金説明の場面——BASIC/PRIMEの提示のされ方と30日間返金保証
- ▶勧誘の実際——断る空気を出したとき、担当者はどう動いたか
- ▶正直な感想——物足りなかった点と、それでも価値がある人の条件
結論——90分の全体像。勧誘より「時間」に備えてください
受付から退店までの所要時間は90分でした。公式の案内は「60分」ですが、料金説明や質疑まで含めると、余裕を持ったスケジュールで行くのが現実的です。
| 順番 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① カルテ記入 | ゴルフ歴・スコアなどの基本情報を記入 | 予約電話のヒアリングより詳しい内容 |
| ② ヒアリング | 目標・悩み・練習環境を対面で確認 | 診断の進め方をここで選ぶ |
| ③ スイング診断 | シミュレーター計測で4本のクラブを試打 | 正面・後方カメラで撮影 |
| ④ 料金説明・質疑 | プラン資料の提示と返金保証の説明 | 勧誘の強さはここで判断できる |
先に要点を3つに絞ります。
- ・勧誘は強引ではない——入会の意思が低いと伝わると、あっさり引きました
- ・診断結果は口頭のみ——紙やデータの持ち帰りはありません
- ・中身は王道——目新しい理論ではなく、基本に忠実なスイングチェックです
それぞれの根拠になった場面を、時系列で記録していきます。
当日の流れ——カルテ記入から始まり、診断の進め方を選べました
来店するとまずカルテの記入があり、続いて担当者とのヒアリング、そのあとスイング診断という順番でした。
カルテとヒアリングでは、ゴルフ歴・平均スコア・目標を確認されます。予約の電話で伝えた内容(予約時のヒアリングの記録はこちら)より一歩踏み込んだ内容で、ここで診断の方向性が決まる設計です。
意外だったのは、診断の進め方を2種類から選べたことです。取材時に提示されたのは次の2つでした。
- ・スイングを見て改善点を見つける——フォーム診断が中心
- ・用意された距離を順に打っていく——ショットの精度確認が中心
取材者はゴルフ歴20年・平均スコア90で「スイングのどこに課題があるか」を知りたかったため、前者を選びました。すでにコースを回っていて伸び悩んでいる人なら、同じ選び方になるはずです。診断で何がわかるかの全体像は、ゴルフ力診断の解説記事で整理しています。
施設と担当者——黒基調の個室で、マンツーマンでした
店内は黒を基調にした落ち着いた内装で、診断は個室ブースのマンツーマンでした。「ライザップの店舗」と聞いて想像する高級感は、そのままの形でありました。
ブースにはシミュレーター(GOLFZON)が設置され、正面と後方の2方向からスイングを撮影できます。自分のスイングを2方向の映像で見ながら指摘を受ける形式です。
取材した店舗で対応してくれたのは、店舗責任者でした。ティーチングプロの資格を持ち、スイング診断も自身で担当できるとのことです。店舗にはトレーナーが5名在籍しているという説明もありました。担当者の体制は店舗によって異なる可能性がありますが、少なくとも「営業担当が売り込みだけをする場」ではなく、資格を持つ人間が打球を見る場でした。
トレーナーの質や相性が気になる人は、トレーナーの評判を検証した記事もあわせてどうぞ。
スイング診断の中身——4本のクラブを3〜4球ずつ打ちました
診断で打ったのは8番アイアン・フェアウェイウッド・ドライバー・サンドウェッジの4本で、それぞれ3〜4球ずつでした。
番手を変えながら打つことで、特定のクラブだけの問題なのか、スイング全体の癖なのかを切り分ける構成です。球数自体は多くありませんが、正面・後方の映像とあわせて見れば、大きな癖を特定するには足りる分量でした。
取材者の場合、指摘されたのはグリップでした。右手が被り気味(フックグリップ)になっており、その影響でスイング中にシャフトが寝て(フラットになりすぎて)、クラブがインサイドから入りすぎる——という因果関係の説明です。
「グリップという入口の問題が、スイング軌道という出口の症状につながっている」という筋道立った説明で、内容そのものは納得できるものでした。
一方で、正直に書くべきことがあります。診断結果は口頭で伝えられるのみで、計測データや診断シートの持ち帰りはありませんでした。3,300円の対価として「形に残るもの」を期待して行くと、そこは裏切られます。指摘内容を持ち帰りたい人は、終わった直後にスマホへメモするのが現実的です。
料金説明の場面——BASICとPRIMEの2プラン。支払いは完全キャッシュレスです
診断のあと、資料を提示されながらプランの説明を受けました。提示されたのはBASICとPRIMEの2種類です。
店頭での説明と公式サイトの記載を突き合わせた、2026年7月時点の料金は次の通りです(税込)。
| 項目 | BASIC | PRIME |
|---|---|---|
| 入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
| 登録料 | なし | 495,000円 |
| 16回コース(2ヶ月) | 382,800円 | 154,000円 |
| 16回コースの初期合計 | 437,800円 | 704,000円 |
| 主な特典 | — | 練習キット進呈・各種50%割引など |
コースの回数は8の倍数が単位で、最小の16回コースには2ヶ月という期限が設けられています。店頭では「通いきれない場合は多少の延長は相談できる」という説明もありました。プラン構造の詳しい比較は料金・費用の全体像の記事に譲ります。
30日間の全額返金保証についても、この場面で説明がありました。適用には条件があるため、検討する人は返金保証の条件を検証した記事を先に読んでおくと、説明をその場で理解できます。
実務面で1つ注意があります。支払いは完全キャッシュレスで、現金は使えません。診断料の3,300円も同様です。会費は銀行引き落とし、物販はクレジットカードや交通系ICという案内でした。
なお取材者は過去にライザップ(ボディメイク)の会員だった時期があり、その顧客情報が店舗側に共有されていました。その扱いで入会金が免除になるという案内を受けました。公式サイトに明記された制度ではないため誰にでも当てはまるとは言えませんが、ライザップ利用歴のある人は、診断の場で確認してみる価値があります。裏を返せば、10年近く前の会員情報がきちんと管理されていたということでもあります。
勧誘は強い?——「意思が低い」とわかると、あっさり引きました
勧誘の強さは、体感として「平均的」でした。そして入会の意思が低いことが伝わると、それ以上の深追いはありませんでした。
高額コースの説明を受ける場ですから、身構えて行きました。実際には、プランと保証の説明が一通りあり、こちらの反応が薄いとわかると、話は自然に切り上げられました。「今決めないと損をする」といった追い込み方はありませんでした。
予約時に案内される「印鑑・身分証・キャッシュカード」は、その場で入会を決めた人が手続きを一度で終えるための準備物で、持参しなくても診断は問題なく受けられます。この案内の受け止め方は診断だけ受けるのはありかを検証した記事でも整理しています。
「断れない空気だったらどうしよう」という不安が申込の障害になっているなら、少なくとも取材した店舗に関して、その心配は不要でした。
正直な感想——目新しさはない。それでも価値がある人の条件
率直に書きます。ゴルフ歴20年の取材者にとって、診断の内容そのものに目新しい発見はありませんでした。
グリップからスイング軌道への因果という指摘は正しく筋が通っていますが、レッスン経験や独学の蓄積がある人なら、どこかで聞いたことのある王道の内容です。「最新機器で、自分も知らなかった衝撃の欠陥が見つかる」という期待で行くと、肩透かしを食う可能性があります。
ただし、これは裏返せば奇をてらった独自理論ではなく、基本に忠実な診断だったということです。そのうえで90分を通して感じた「向き・不向き」は明確でした。
価値があると感じた人
- ・何をどう練習すればいいか固まっていない人——個室・マンツーマン・専属制で練習の道筋を丸ごと設計してもらえる環境です
- ・100切りを本気で目指す人——基本の癖を短期集中で直す設計と目標のレベルが噛み合います
- ・短期間で確実に変化を出したい本気度の高い人——2ヶ月・週2回ペースの集中環境そのものが価値になります
向かないと感じた人
- ・自分の練習体系がすでに確立している中上級者——診断内容に新しさを感じにくいはずです
- ・16回コースだけで90切り・80切りまで狙う人——取材者の見立てでは、そのレベルを目指すなら32回・64回といった規模の設計が現実的です
- ・形に残る診断データが欲しい人——結果は口頭のみです
自分がどちら側かを判断する材料は、向いている人・向いていない人の記事でさらに細かく整理しています。
来店前FAQ——持ち物・服装・支払いの実際
持ち物は?
取材者はゴルフグローブだけ持参しました。クラブ・シューズは店舗のものを使え、公式FAQでもクラブ・シューズ・ウェアは無料レンタルと案内されています(2026年7月時点)。手ぶらに近い状態で問題ありません。
服装は?
普通の服装で行きました。最低限体を動かせる格好であれば、ゴルフウェアで揃える必要はありません。
支払いは?
診断料3,300円(税込)は完全キャッシュレスです。現金しか持っていないと支払えないので、カードか電子マネーを用意してください。
診断結果は持ち帰れる?
口頭のみで、紙・データの提供はありません。指摘された内容は、退店前にスマホへメモしておくことをおすすめします。
まとめ——「診断の90分」は、43万円の判断材料として機能するか
この記事のポイント
- ✓所要時間は90分。公式案内の60分より余裕を見ておくと安心
- ✓個室・マンツーマン・シミュレーター計測。4本のクラブを3〜4球ずつ打つ王道の診断
- ✓診断結果は口頭のみ。データや紙の持ち帰りはない
- ✓勧誘は平均的で、入会の意思が低いとわかるとあっさり引いた
- ✓支払いは完全キャッシュレス。ライザップ利用歴があれば入会金の扱いを確認する価値あり
- ✓向くのは、練習方法が固まっていない100切り本気層。中上級者には目新しさは少ない
入会コースは最小でも40万円台の判断です。その判断を「公式サイトの文言」だけで下すのと、「自分のスイングを資格者に見てもらった90分」を挟んで下すのとでは、確度がまったく違います。
診断の3,300円は、レッスンの先取りというより「43万円の判断材料への投資」と捉えるのが正確です。勧誘に身構える必要がないことは取材で確認できたので、あとは自分が「向く側」の条件に当てはまるかどうかで決めてください。
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執筆:元ゴルフ業界勤務経験者(フィッティング担当)・ゴルフ歴20年超・競技優勝経験・平均スコア80台
※料金・プラン情報は2026年6月時点。最新情報は公式サイトをご確認ください。